日本では、116年ぶりに秋分の日になった9月22日(土)、ロンドンは爽やかな高い秋の青空に恵まれていましたが、街はそろそろハロウィーン、そしてクリスマス商戦もすでにちらほら。
半月前に、毎年買い集めているクリスマスツリーのオーナメントについてブログに取り上げた、ピカデリーのフォートナム&メーソン(Fortnum & Mason)。
すでに2階(1st Floor)には、毎年この時期からクリスマスまで恒例の、クリスマス・アーケードが、これまた恒例、日本のお歳暮セットを思わせるF&Mロゴ入りのハンパーバスケット(籐のバスケットにテーマごとにギフトが詰め込まれたセット)の売り場・受付の隣にオープンし、リュクスなクリスマスオーナメントの数々、アドベントカレンダーなどが一大スペースに一斉に販売を開始しています。開いた窓からまだ心地よい秋風の入ってくる店内ですが、このスペースだけはすっかりクリスマス一色。
英国王室御用達の食材・紅茶・菓子の百貨店でもあり、ロイヤルファミリーほかセレブにも上顧客の多いフォートナム&メーソン、バスケットに山積みで売られているベルベットに刺繍のクリスマスオーナメントも、「今年はダイアモンド・ジュビリー2012限定バージョンからどんどん売れていってますよ」と店員さん。
クリスマスのフォートナム&メーソンといえば、毎年イギリスでクリスマス時期しか販売されない、この商品が特にお土産にもお勧め。
それは、 ラム酒とダークシュガーと無塩バターを練り合わせて作ったフォートナム&メーソンの『ラムバター』。パンやクラッカーに塗るだけでも、美味しいバター(ハイカロリーではありますが)。この時期、日本の友人に何度かお土産にしたところ大好評で、リクエストされるお土産のひとつとなりました(開封前常温保存可)。
さらに、今年夏よりフォートナム&メーソンでも取り扱い開始、チャールズ皇太子が有機農法にこだわって立ち上げたHighgrove、『ウイスキーマーマレード』。ウイスキーの味が甘いセビリア・オレンジと絶妙のコンビのマーマレード。
また、フォートナム&メーソンだけで販売しているものだけではありませんが、”The 2012 Great Taste Awards”を受賞した食品・飲料も、食事がまずいと言われ続けてきたイギリスで、まず外れがない納得の商品ばかかり、チェックしてみてはいかがでしょう。
なお、上記の食材ですが、ハンパーセットとしてではなく、単品購入される場合は、クリスマスアーケード内ではなく、例年、紅茶などと同じ1階(Ground Floor)、正面レジの前あたりで売られていることが多いです。