「イギリスの暮らし」をテーマとしたライフスタイル誌『R.S.V.P』という雑誌をご存知でしょうか。
2004年9月に初めて発行された「英国特集」という季刊誌が、2007 年『R.S.V.P』として生まれ変わった雑誌です。
この『R.S.V.P.』は知る人ぞ知るイギリス満載の季刊誌、これまでの特集はといえば(→バックナンバーはこちら)
・英国式ティータイムへの招待状
・英国の「住まい」にまつわる物語
・アフタヌーンティーへの誘い
・スイーツファンのためのロンドン案内
・コッツウォルズ旅の全記録
・イングランド 50軒のティールーム巡り
・王室御用達のロンドンへ
・ロンドンを贈ろう
・憧れのイギリスの暮らし etc…
と、特集タイトルを見ただけでもわかっていただける通り、ロンドンはもちろん、イギリスでの暮らしとライフスタイルにまつわる情報が満載、そして表紙、誌面に、イギリス人、ロンドナー目線のスタイリッシュで美しい写真が一杯で、イギリス通、イギリス好きの皆様にとって、どの号も保存版としてまるごと一冊取っておきたくなる内容なのです。
そのリニューアル後、第1号となった「RSVP 第1号 特集:英国式ティータイムへの招待状」では、ロンドンに駐在する奥様にも人気の英国式紅茶の教室「インフューズ」を主催、「英国・カントリー とっておきのティープレイスへ—紅茶の国のティールームからB&Bまで」や「英国スタイルで楽しむ紅茶」といった英国の紅茶本の著者としても知られ、東京でも活躍されているスチュワード麻子さんも登場されていることから、『R.S.V.P.』の内容の濃さ、ローカルスポットの情報量、写真の美しさなど、その内容の充実ぶりは、実際にロンドンで暮らす駐在員の奥様にも知られるところとなりました。
当方ココロンドンだけではなく、毎号を日本から取り寄せる、もしくはロンドン三越内JP Booksで購入するなど、どこのお宅に伺っても、皆様、書棚にお気に入りの号の『R.S.V.P』をお持ちの方ばかり、という人気雑誌です。
”『RSVP』という言葉はパーティーの招待状に添えられる略語で、「お返事をお待ちしています」という意味があります。「この雑誌自体が ”イギリスらしい暮らし” への招待状になれば」という思いから、この言葉をタイトルに選びました。”とは、編集長の新宅 久起さん(本誌ホームページより)。
その新宅編集長が、本場英国でフィッシュアンドチップスの日本人第一講習生として修業した腕前で本場の味を再現、一日限りの特別限定イベント「RSVP主催 本場のフィッシュ&チップスを楽しむ会」が、東京・青山の「コラボカフェ渋谷」であるとの情報を得、たまたま東京に3日間滞在したココロンドン、伺って参りました。
デイルズフォード・オーガニック(Daylesford Organic)の日本初出店である「デイルズフォード・オーガニック青山店」のちょうどはす向かい、246・青山通沿いにある「コラボカフェ渋谷」が、今日だけは、本場さながらのフィッシュ&チップスのお店に。
店内のBGMは、ココロンドンもロンドンで常時愛用し聞いているラジオ局 Heart Radio、これも編集長のこだわりです。
席に座って、一瞬、ロンドンにいる錯覚に陥るような、不思議で楽しい空間。
実は、この日の東京は、5月というのに日中27度まで気温が上がり、夕暮れ時に雨が降り出すなど、かなり蒸し暑く、同じ朝、ロンドンから成田空港に到着したばかりのココロンドンにとって、日程で最初の食事となる(!)、フィッシュ&チップスでした。
ワクワクして待っていると、プレートの上には、北海道からタラとジャガイモを取り寄せ、一人前ずつ注文を受ける度に丁寧に作られた新宅編集長の手による、フィッ
こんなことを言ってはなんですが、むしろ、本場で食べるフィッシュ&チップスよりもカラッとまたコッド(鱈)の中の水分もほどよく残ってジューシーでした。イギリスで食べるのと同様、「モルトビネガーを好きなだけ、たくさんかけてくださいね〜」と勧めてくださり、大変おいしく一気にペロリと頂戴してしまいました。
次から次へと入ってくるお客様の対応や、お客様のフィッシュ&チップスを揚げるのに大忙しの合間に、気さくに話しかけてくださった新宅編集長。
話は、「RSVP 第8号 イングランド 50軒のティールームめぐり」の表紙になっていた、ココロンドンがロンドンで愛する場所トップ3に入るPetersham Nurseriesの話題や、地元セント・ジョンズ・ウッドLisson Groveにある伝統的なフィッシュ&チップスの店「Sea Shell of Lisson Grove」の話題に及び、さすがイギリス情報通の編集長、そのローカル情報の多さを目の当たりに、まるでロンドンでお会いしているような楽しい時間は本当にあっという間でした。
フィッシュ&チップス、本当に美味しかったです。大変お忙しいところ、お邪魔させていただき、ありがとうございました。
次回は、ロンドンにいらっしゃる際にぜひともお会いしたいものです。
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