冬の終わりの遅かった今年のロンドンですが、先週20度近い晴天が続いたこともあり、一気に街路樹の新緑も葉をようやく伸び伸びと開き、景色が初夏を思わせる緑色に変わってきました。
イギリス・王立園芸協会(RHS)が主催し、毎年5月にチェルシーで開催される世界最大といわれるガーデン&ガーデニング・ショー『チェルシー・フラワー・ショー』まで、後2週間。
RHSの非メンバーは、入場料47ポンド以上はするイベントですが、毎年、場内の受賞ガーデンはじめ展示ガーデンには長蛇の列ができる入場者の多さを誇っており、今年は、さらにその100周年の記念すべき開催であることも手伝って、一般チケットの売り切れもいつもより早まっていたようです。
5月は、真夏のようにノースリーブの似合う一日になることもあれば、雨でコートにスカーフが必要な寒い一日になることも、と吉凶が分かれる、天候の変わりやすい時期(ロンドンは、いつもそうですけれど)。今年は青空の晴天に恵まれると良いですね。
チェルシー・エリアと言われる、スローン・スクウェア、ケンジントンに2店舗を持つ、英国御用達・高級食料品・輸入食料品店の「パートリッジズ」では、このイギリス最大のフラワーショーのお膝元であるチェルシーを冠して、アップルとマンゴのフレーバーティー『チェルシー・フラワー(CHELSEA FLOWER)』ティーのティーバッグが販売されて、ここ数年のココロンドンのお土産の定番の一つにさせていただいておりました。お肉料理の後などにもさっぱりいただけるフルーツティーです。
※ ちなみに、パートリッジズの現在の社長である、ジョン・シェパード(John Shepherd)氏は、英国王室御用達教会の会長を務めた経歴の持ち主。
現在、100周年を迎えるチェルシー・フラワーショー開催に向けて、缶入り(茶葉)のタイプや、チョコレート、マグカップも発売されています。(以下の缶パッケージの画像をクリックしてみてください)。
また、昨年の英国女王即位60周年記念(ダイアモンド・ジュビリー)商戦に続き、今年は、60年前の6月2日にウェストミンスター・アビーで女王の戴冠式が行われたことから、英国女王戴冠60周年記念の限定商品の発売もフォートナム&メーソンや、マークス&スペンサーなどで、昨年ほどの盛り上がりはないものの、すでに開始されています。
(ヒースロー空港ターミナル5にある免税店にもフォートナム&メーソンあります。)
こちらは、マークス&スペンサーから新発売、ランチバッグ。マークス&スペンサーは、女王陛下の愛犬コギーとユニオン・ジャックがモチーフのデザイン。
こちらは今年、郵便局で販売されている記念切手。
2013年春・夏にロンドンにいらっしゃるお客様、チェックされてみてくださいね。
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