• David Bowie’s Year in London 2013

    Posted on 4月 30, 2013 by in アート・デザイン, イベント・行事, 美術館・博物館

    デビッド・ボウイの 50年間の足跡を振り返る回顧展「David Bowie is」 が、8月11日までヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催中です。

    今年、過去10年間の沈黙を破り、新曲「ホエア・アー・ウィ・ナウ?」とニューアルバム「ザ・ネクスト・デイ」を発表したデビッド・ボウイ。20年ぶりに全英アルバムチャートの初登場1位を飾り、その健在ぶりを見せつけた彼。

    今年のロンドンは、いわば「David Bowie」Yearと言えるでしょう。

    「David Bowie is」は、すでに前売り券完売人気。でも、当日、多少の行列を覚悟すれば、入場・観覧ができます(混み合う週末よりは平日や夜間の開館時間がお勧めです、金曜日は夜8時までオープン)。

    ココロンドンも、平日(月曜日)の開館前のヴィクトリア・アルバート博物館に9時に行列に並び始めましたが、開館時点までにすでに通りにはご覧の長蛇の列。

    デヴィッド・ボウイの全盛期をオンタイムで聞いていた世代の人から、子供連れの家族客まで、ココロンドンと同様、その長蛇の列を写真撮影する人たちもたくさんいて、なんだか入場前にすでに見に来た人たちのワクワク感が伝わってきます。

    1時間近く待った甲斐あって、開館直後の10時15分には入展できました。

     

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    音楽はもちろん、衣装、舞台、映像、ビジュアル、絵画、その他ありとあらゆるアートの「表現者=パフォーマー』としてのデヴィッドボウイの才能の開花、変貌、成熟、彼の人生の足跡、その彼を取り巻き、彼が先駆者となっていた60年代〜80年代のイギリスの時代の変化、そして、遠い異国で彼の姿を目にし、彼の音楽を耳にしていた頃の自分をそれぞれに重ね合わせ、縦横無尽に感情を揺さぶられました。

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    ヘッドセットから時折入ってくる彼の音楽のリズムに実際カラダを揺らして見ている人も周りにたくさん。じっくり見入って、気がつけば、3時間弱。

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    できたら、会期中にもう一度くらい訪れたいです。会期は8月11日まで。

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    「David Bowie」Yearのロンドン、ヴィクトリア&アルバート博物館のデヴィッド・ボウイ回顧展のタイミングと時期を同じくして、3月23日より、ピカデリーにあるSnap Galleriesにて、日本の写真家である、鋤田正義さんの撮影されたデヴィッド・ボウイ展も開催されていました。

     

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    David Bowie by Masayoshi Sukita Photographs 1972-2002 写真展は4月30日まで、ピカデリー・アーケードの Snap Galleries 。

    回顧展で満喫したデヴィッド・ボウイのかっこよさ、そのパワーへの感動も覚めやらず、どうしてもと、最終日に何とか間に合って、写真展にも足を運んできました。

    鋤田さんが撮り続けて来た、デヴィッド・ボウイの写真たちは、時代の象徴として、 今でも全く新鮮な感動を覚えます。 ロック・ファン、ボウイ・ファンなら誰でも知っている、 ボウイの ‘ヒーローズ/ Heroes(77年)’のアルバム・ジャケット写真など、 日本人の鋤田さんが撮影なさった素敵な写真を目の前に、しばらく立ちすくみ、 同じ日本人としてその才能に誇りを覚えると同時に、当時のお二人を撮影風景などを想像しながら、写真から受けるエネルギーの大きさなどを感じて帰ってきました。

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