• East India Company – Chocolate Covered Raspberries

    Posted on 5月 12, 2011 by in お土産・ギフト選び, 英国王室御用達, 駐妻ライフ

    2011年3月、寂しいことにもうすぐ横異動でロンドンから上海に異動されるというお友達のお宅にお招きいただき、お茶と一緒に出していただいた、この East India Companyのチョコレート・コーティングしたラズベリー『Chocolate Covered Rasberries』 2011年5月現在 7.95ポンド

    まさか生のラズベリーをチョココーティングとは思わないものの、てっきりチョコレートの中にラズベリーのジャム状のものが入っているんだろうと、想像しながら一粒口に入れると、なんとも意外!

    かつて宇宙食のフルーツの試食などで味わった、あのフリーズドライ製法のラズベリーが入っているのです。イギリスに来てからこんなお菓子味わったことはない!でも、むむむ、この味どこかで、、、と思ったら、わかりました。

    北海道の老舗の菓子店『六花亭』の、あのフリーズドライのイチゴが入っているホワイトチョコレート、『ストロベリーチョコ・ホワイト』。あの食感とおいしさなのです。

    お友達は、「赴任前のロンドンからのお土産として、ロンドン三越に売っていたのを買い求めた」と教えてくれたのですが、このEast India Company、オックスフォードサーカス周辺、リージェンツストリートに行くと好んでよく訪れる カフェ・レストラン『スケッチ(Sketch)』のちょうど隣、しばらく工事していた場所に、2010年8月、このブランドショップがオープンしていたことがわかり、すぐに後日買い求めに訪ねてみました。

    East India Companyとは、まさに あの歴史上の「東インド会社」。

    あの、ユニ・リーバ社は、この東インド会社の流れを汲むグローバル企業としても知られています。

    ”かつて、エリザベス女王一世統治下の英国で1600年に勅命によって設立された東インド会社・・・不名誉なボストン茶事件は東インド会社が英国の植民地である米国に強制的にお茶を輸出しようとしたためで、英国国王にとって非常に高価な代償を支払う結果となりました。19世紀になって東インド会社はアッサムに有名な茶園を開設し、次いでダージリン、インド地方、 セイロン等に広げて行きました。ロンドンの東インド会社の館では毎週お茶のオークションが開かれ、ヨーロッパでのお茶の主要市場となっていました。東方からお茶を持ち帰る船は『ティークリッパー』として、エレガントな船形と高速艇で世に知られていました。その一例が、ロンドン・グリニッジにある『カティーサーク』号で、その当時の姿を今に留めています。”(以上、East India Companyジャパンのホームページより)

    その歴史ある東インド会社が、紅茶、フレーバーティー、ジャム、ビスケット、チョコレートを販売する、現代の一大ブランドとして生まれ変わり、ロンドこのメイフェアの土地に店舗をオープンした、ということらしいです。

     

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    すべての商品のトップについている英国御用達のマークももちろん、パッケージデザインから売り場のディスプレイまで、格式と高級感ある広々とした店構えに、ほんの一瞬だけひるみましたが、中に入ってみると、日本人の店員さんが1~2名、レジには『JALマイレージたまります』の文字。明らかに、贈答・お土産ユースの多い日本人をターゲットにしています。

    そして、これまた日本人には嬉しい、イギリスのお店では非常に珍しいことですが(透明セロファンとリボンの)ギフトラップも<無料>、複数アイテムを購入すると、お土産用のロゴ入り袋も、きちんと必要枚数分、無料で入れてくれてくださいます。

    グラウンドフロアだけの展開ですが、競合ブランドとして『フォートナム&メーソン』の店舗を意識しているような気もします。

    そして、六花亭のフリーズドライにホワイトチョコと全く商品も、隣に見つけました→ 『White Chocolate Enrobed Strawberries』
    (もしかして、六花亭の商品にヒントを得た、とか?)

    日本にはどんどんロンドン発の商品・ブランドが流通しており、日本への一時帰国・出張時のお土産には、とにかく頭を悩ませるのですが、

    このEast India Companyの『Chocolate Covered Rasberries』 イチゴではなくラズベリー。
    しばらくはお土産やお使い物に求めたい一品です。

     


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